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  • ジョンマン

ザ・マーズ

2026年火星探査機が持ち帰った未知の生命体は、浅草の老舗そば屋“藪科”の12代目店主中村茂雄の長男である小学校5年生の中村一茂の耳の中に偶然入った。その直後から一茂は夜中に謎の声を聞くようになる。その声の主は800年前のチンギス・ハンであった。時を同じくして大相撲で横綱に昇進した紋悶龍はチンギス・ハンの血を引くモンゴル力士で、ロシア巡業で知り合ったコールガールのシャラポラとの間に意図せず子供を授かる。その頃NASAでは元銀行員という異色の経歴をもつ宇宙飛行士ロバート・チャンが人類初の有人火星探査の訓練中であった。ある日、訓練中にチャンの愛犬で琉球犬のジョンは自宅で謎の変死を遂げる。その調査に乗り出した沖縄県警の玉城は、かつて浅草のそば屋”藪科”で鴨南蛮を食べたことをヒューストン行きの飛行機の中で思い出していた。その100年前の同日ロンドン。深夜の街を走る後にシャーロック・ホームズと呼ばれるジョセフ・ベルはチンギス・ハンの末裔から大英帝国海軍が奪った謎の石を持つ男を追っていた。その石は”The Mars”(火星の石)と呼ばれていて人類を支配する力を持つと言われていた。一茂に語りかける声は一茂には理解不能な言語であったが、一茂は「紋悶龍の赤ちゃんに会え」というメッセージを受け取る。しかし、コールガールのシャラポラは紋悶龍に会うために向かった北海道で知り合った同郷のサーカス団員イワンコフと恋に落ち、その巡業に同行して沖縄に居た。シャラポラの属する高級売春斡旋グループであるロシアンマフィア”ヤポンチク”の殺し屋・島袋トマフノフは偶然にも名護市内の祖母宅を訪れていた。その隣家の玉城家は沖縄県警の玉城の生家であり700年前にモンゴルから配流されたチンギス・ハンの子孫であるチボヌ王子の血筋を引いていた。

そして、チンギス・ハンの復活を称えるドイツのカルト教団”モンゴライ・ライヒ”が今まさにベルリンでの無差別テロの決行を準備していた。

その翌日、阿蘇山、キラウエア、アグン、アポヤケ、ケルートなど世界中のスーパーボルケーノが同時噴火し地球規模の地殻変動により人類は滅亡しましたとさ。

オ・シ・マ・イ

ザマース!


「それまでの話はなんだったんじゃ〜コラーボケー」

と読者全員から突っ込まれそうな長編をいつか書いてみたい。

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